第16回 岡安芳明さん

岡安芳明さん岡安芳明 (YOSHIAKI OKAYASU) Guitar

 1962年7月12日東京生まれ、チャーリー・パーカーとウェス・モンゴメリーを聴きジャズを志す。
 高校卒業後、宮之上貴昭氏に師事、23歳でプロ入り、1993年にPaddle Wheel Labelより『Midnight groove』でデビュー。その後、数々のアルバムを発表し、スイングジャーナル誌のReaders Poll(ギター部門)で第2位である。現在、自己のトリオで活動中。
  岡安芳明は、フュージョン世代のあとに出現したギタリストの中でも、最もオーソドックスなスタイルを持つアーティストである。しかし、そのことは彼の音楽が古臭いということではない。彼のプレイの特色は、弦の響き、ギター本来が持つ音色の美しさを、最大限に生かしていることで、彼のフレージングはギミックを廃した、まことにシンプルなものだ。そう、ケニー・バレルのもつブルースフィーリング、グラント・グリーンのシンプルシティを合わせ、そしてジョージ・ベンソンのコンテンポラリーなフィーリングを感じさせる男、それが岡安芳明だ。彼は"自分自身の歌"をジャズの伝統的な語法の中で充分に表現できるアーティストだ。彼の歌の中にはジャズのフイーリングがぎっちりと詰まっているが、それをこれ見よがしに見せびらかせたりはしない。彼の人柄のように滲み出てくる品格の高さ。それが彼の音楽の聴き手に心地よいリラクゼーションを与えてくれる。

 

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